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自走式破砕機 ガラパゴス

新たな破砕プラントでダム工事を支える製品を供給

 

沖縄県那覇市
株式会社 コービック

同社砕石事業部次長の呉屋勝信氏。


稼動するBR550JGと、BM653F、BM683F。
「パワーもありますし、故障がすくないのもうれしいですね」と喜納氏。

沖縄県北部で現在進んでいる大保ダム工事で、BR550JGの破砕プラントが活躍をしている。
コンクリートの骨材を供給する株式会社コービックの砕石所では、石灰石の骨材が次々と生産されていた。

 

ダム工事の骨材供給にBR550JGが活躍

 大きな山や川が存在しない沖縄では、水源の確保は重要な課題である。そのため、沖縄本島にはいくつものダムが存在し、市民の安定した生活を維持している。
そして、ヤンバルクイナの棲息地としても知られ豊かな自然が残る本島北部では現在、大保川の上流(国頭郡大宜味村)で、大保ダムの建設が着々と進められている。すでに、貯水池の水が谷にもれないようにする脇ダムは完成しており、本ダムは平成21年には完成する予定だ。
  このダム建設工事にコンクリート骨材の供給を行っているのが、那覇市に本社を置く株式会社コービックだ。そしてその任を担うのが、ダムから約20離れたところに位置する国頭砕石所である。
「約30年の間、砕石業を営んできました」
  と同砕石所次長の玉城俊夫氏。
  背後にやんばるの森が迫るこの現場に昨年春、自走式破砕機・BR550JGと、スクリーン・BM653FとBM683Fからなるプラントが導入された。

 

2種類のスクリーンで多様な製品に

 「従来までのプラントでは、ダム工事に必要となる150〜80、80〜40のサイズの製品を作ることができなかったんです。そこで、ダム工事のスタートを機に新プラントを導入することになりました。能力を考えながらまずは破砕機を検討し、そしてBR550JG、さらにスクリーンを組み合わせてプランニングしていったわけです」
そう話すのは、同社砕石事業部次長の呉屋勝信氏。ダムの堤工事では強度の面からも、こうした大きなサイズの製品が求められるという。
  現在このプラントでは、150から80、80から40の製品で月に平均約1万5000トンを出荷している。まずBR550JGで粗破砕した砕石はBM683Fで2つの製品に選り分けられる。そして40アンダーはBM653Fで別途の路盤材などに使用する製品に選り分けている。
「通常、ダム工事の現場では山を切り崩した石を使うのですが、今回は石がなかったのです」(同社係長の喜納直人氏、以下同)
生産された骨材は、ダンプで現地のダムプラントに運ばれ生コンに使用される。

 

現場の石質にもマッチ
パワーにも納得

 「BR550JG自体の能力は凄いですよね。入れた分だけさばいてくれますからね。それに能力的にはBR380JGでも間に合うかもしれませんが、どうしてもBR550JGに比べて間口が狭い分、あらかじめ小割りしておく必要が生じてしまう。さらに、ここの砕石所の岩質は石灰石のため、石がやわらかく、大割れしないんです。つまり小割りすると、小さ過ぎてしまうんです」
 現場で小割りする手間を考えれば、はじめからBR550JGで砕くことができればそれだけ効率がいいのは当然だ。このように、現場の条件にも適ったプラントに、喜納氏は満足感を覗かせる。