Home  >  コマツハイブリッド  >  ユーザーズボイス  >  首都圏中央連絡自動車道(圏央道)新治工事 鹿島建設株式会社様 株式会社冨島建設様

建設業界のCO2削減を牽引する鹿島建設の積極的な取り組み

―鹿島建設の環境に関する考え方を教えてください。

出典/建設3団体※地球温暖化防止対策ワーキンググループ資料より
※(社)日本建設業団体連合会、(社)日本土木工業協会、(社)建築業協会

小池 鹿島では、現場での施工高あたりのCO2排出量を、2020年までに1990年比で30%削減するという厳しい目標を定めています。左のグラフのとおり、施工現場で使用されるエネルギーの約70%は建設機械やトラックなどの燃料(軽油)によるものです。そこで、鹿島では東京建築支店を中心に、協力会社に対して主に座学による建設機械の省燃費運転の研修で知識を深め、同時に修了証やヘルメットに貼るステッカーを発行するなどして現場の意識を高めています。また、実際に機械を用いて省燃費運転を体感する実地講習会も開催し、現場オペレータの知識の取得にも努めています。

―実際に講習を受けた感想はいかがでしたか。

青木 今年1月にも、近隣の3現場合同で、コマツの指導員を招いて、油圧ショベルのオペレータを対象に省燃費運転の講習会を開催しました。わずか1日の講習会でしたが、その結果、作業量あたり平均30%の削減効果というデータが出たことには、驚かされました。その数字がすぐに実際の作業にあてはまるわけではないと思いますが、インパクトはありましたね。何より今回の講習では機械の能力を最大限に引き出す操作を徹底することが、大きな省燃費につながるとよくわかりました。今後は実際の現場でもデータを取って検証しつつ、さらに省燃費運転を心がけていきたいと考えています。

鹿島建設株式会社  千葉土木営業所圏央道新治工事事務所長
青木 健二氏

小池 省燃費運転については各建設機械メーカーに問い合わせをしていますが、コマツは研修会のテキストや実技講習など、体制が最も充実しているように思います。会社としてCO2削減や環境問題に積極的に取り組んでいることがよくわかりました。

省燃費運転研修会の様子

ハイブリッド建設機械の活用でさらなるCO2の削減が可能に

―こちらの現場ではPC200ハイブリッドも導入されていますが?

株式会社冨島建設
東日本支社工事課長
佐古 嘉希氏

青木 現場でも環境のためにできることは何でもやってみようと、協力会社である冨島建設に相談して、PC200ハイブリッドを導入してもらいました。

佐古 弊社ではベテランの建設機械オペレータが多いので、講習で省燃費運転を教わっても、これまでのやり方をすぐに変えることは難しいこともあります。その点、PC200ハイブリッドを使用することで、オペレータが操作方法自体を変えなくてもCO2削減効果が表れるので非常に助かります。

青木 この現場では大量に出る建設発生土をコマツのリテラで改良し再利用する、現場内循環を行っています。発生土を捨てに行き、新たな土砂を運び込むという運搬作業が激減し、かなりのCO2削減になっているはずです。今後、リテラの作業とPC200ハイブリッドを組み合わせれば、さらにCO2の削減ができ、効果の比較もできますね。これからもPC200ハイブリッドをうまく活用して、現場でのCO2削減をさらに続けていきたいと思っています。また、コマツには、大規模な土木工事をもっとクリーンに施工できるよう、より大きなクラスのハイブリッド建設機械の関発を期待しています。

圏央道の建設現場でもPC200ハイブリッドが活躍

低炭素社会の実現に向け高まる発注者の環境への意識

―この現場での鹿島建設の環境への取り組みは、工事発注者にはどう評価されていますか。

青木 この区間の発注者であるNEXCO東日本の木更津工事事務所の所内ニュースにも、私たちが行った省燃費講習の模様が取り上げられました。公共事業のみならず発注者の環境に対する意識は確実に高くなっています。今回の圏央道工事にハイブリッド建設機械を導入したことで、企業としての姿勢を示すことはできていると思います。

小池 最近は環境提案として「ハイブリッド建設機械を使用」と記入することも多くなってきました。PC200ハイブリッドは「低炭素型建設機械」として、国土交通省の正式な認定を受けたと聞いています。今後は積算基準への反映など、ハイブリッド建設機械の普及や活用へ向けた動きを業界としても望んでいます。これからもさまざまな方法でCO2排出を抑えることは、あらゆる工事であたりまえの条件になってくるでしょう。

施工現場でのCO2排出の多くは建設機械によるものとされており、鹿島建設では協力会社を含めてCO2削減・燃費低減に取り組まれています。

コマツのPC200ハイブリッドは、国土交通省から「低炭素型建設機械」の正式認定を受け、CO2削減・燃費低減に大きな効果を発揮することが認められました。CO2削減は今後ますます多くの現場で求められるでしょう。低炭素型社会の実現に向けた、発注者と建設機械をご使用いただいているお客様の思い。それらに対する答えとして、コマツは省燃費運転講習やKOMTRAX省エネ運転支援レポート、そしてPC200ハイブリッドをはじめとした低燃費の建設機械を用意しています。さらなるCO2削減・燃費低減へ、これからもコマツはお客様の取り組みをサポートしていきます。