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山口県宇部市に本社を置き、県内各地で公共工事や大手ゼネコンの下請業務をこなす雄光建設株式会社。PC200ハイブリッドに続き、今年5月にはHB205も導入し、2台のハイブリッドを駆使して現場の環境保護に注力する姿は、発注者からも絶大な信頼を得ている。

学校内の現場で稼働する2台のハイブリッド

校舎の窓から数人の生徒が見守る工事現場。車体に「Hybrid」と描かれた油圧ショベルが、校舎のすぐ横、体育館建設の基礎工事現場で静かに稼働している。

「生徒たちにもハイブリッド建設機械は興味をもっているようですよ」と語るのは、PC200ハイブリッド、HB205を保有する雄光建設代表取締役の兼光義史氏。「学校建設は周辺住民にも注目されるので、安全や騒音やCO2などには細心の注意を払っています」

山口県庁からほど近い住宅街にある中高一貫校・野田学園では、新校舎を建設中だ。2008年に竣工した教室棟、食堂棟の1期工事に続き、現在行われている体育館などの2期工事にも雄光建設は従事している。すぐ隣では授業が行われ、周囲は住宅に囲まれている。油圧ショベルの操作でも「バックをしない」「死角が多い右旋回をしない」など安全対策を徹底している。騒音や振動、ほこりや排気ガスにも、どこよりも気を遣う。そこで静かさと低燃費を実現したハイブリッドがこの現場に投入された。

元請の戸田建設では、2020年にCO2排出量を1990年比40%削減という目標で、低炭素施工システムを運用している。雄光建設はその重要なパートナーとして位置づけられているのだ。

「他社に先駆けてハイブリッド油圧ショベルを導入され、弊社の現場に最優先で配置していただくなど、CO2排出削減に向けた強い意気込みを実感しています」(戸田建設株式会社広島支店建築工事部環境管理・品質管理課長・西村勝彦氏)

ここの前にハイブリッドを投入した県発注の道路改良工事でも、現場では珍しがられ、担当者には感謝された。

実際の現場では、CO2排出量の削減はなかなか目に見えないが、ハイブリッドの成果は給油回数の減少という形で表れている。

「油圧ショベルは基本的に足場の悪い場所で作業をしており、給油のたびに平らな場所に降りてくる必要があります。ハイブリッドは給油の回数が少なくてすむので、そのための移動が少なく、作業効率が上がりましたね」と、ベテランオペレータの岩間義和氏。燃費だけでなく、作業効率の点でも、ハイブリッドは貢献しているようだ。

信頼できるパートナーとしてのコマツの存在

代表取締役  兼光 義史 氏
代表取締役 兼光 義史 氏

雄光建設とコマツとの付き合いは古く、先代社長の時代から続いている。一時他社製品の割合が大きくなった時期もあったが、歴代の営業マン、サービスマンの努力が実り、いまは、ほとんどの機械がコマツになった。努力といっても特別なことをしてきたわけではない。営業マンは足しげく通い情報を提供し、提案を行う。サービスマンはすぐに駆けつけ、問題を解決する。それが信頼関係を作る唯一の方法だ。

「売るためならウソもつくような営業とは長続きしませんよね」と兼光氏は真顔でいう。「現場によっては夜間や休日に作業することがあり、機械の休車が現場全体を止めてしまうこともあります。機械に何かあったときに連絡がつかないようでは困るんです。コマツは営業・サービスともに組織や体制がしっかりしており、細やかな対応をしてくれる。本当に助かっています」

もっとも、「コマツの建設機械は本当に壊れにくい」と、兼光氏は評価する。もちろん、それは正しく使った場合だ。なかには知識や経験不足で、オーバーヒートしてもわからないようなオペレータもいる。いくら製品がよくても何が起こるかわからないのが現場だ。困ったときに助けてくれる存在こそ、信頼できるパートナーといえる。雄光建設にとって、現場で困ったときに助けてくれる、いちばん頼りになる存在がコマツなのだという。

頼りにするのは機械の故障時だけというわけでもない。県内各地で仕事をする雄光建設は、ときには不馴れな土地で稼働することもある。そんなとき、拠点網が整備され、地域の事情に精通したコマツに相談することもあるという。

お客様の要望にNOはない工夫し提案する姿勢が大事

「お客様の要望にNOといわない」

このことを兼光氏は従業員に徹底している。

「どんな無茶な依頼でも、初めから『できない』といってしまえば、それまで。お客様だって無理だとわかっていってくることもあるのだから、大切なのは努力する姿勢を見せることなんです。努力して、工夫して、何か提案できれば、次につながるはずです」

兼光氏は、社長になっても現場に顔を出すことが多い。要望を聞き、提案をするためには現場を熟知することが重要だと考えているからだ。

コマツが技術力や製品に加えて提案と問題解決で雄光建設の信頼を得たように、雄光建設も発注者の要望に可能な限り応えることで信頼を勝ち取ってきた。安全に、正確に受注した作業を進めることはあたりまえ。街中での作業や休日の作業もあるなか、騒音や粉塵、CO2の排出を最低限に抑えることは、社会の要請ともいえる。それはとりもなおさず、自分たちが仕事をしやすい環境を作ることにつながる。それがお客様に喜ばれれば、次の仕事のモチベーションにもなっていくはずだ。兼光氏がハイブリッドを導入した意味がここにもある。

先端技術を活用した建設機械、迅速なサービス、細やかな情報提供――、雄光建設はパートナーであるコマツの総合力を最大限に生かし、お客様に喜ばれる提案を続けている。

住宅で囲まれた現場は細心の注意が必要
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