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SAISEKIコラム 品質管理

高い品質要求に応える 水洗い能力を強化
砕砂のシルト分含有量3%未満

●砕石事業所紹介−【大博建設小津事業所】
  大博建設(本社・東京都八王子市日吉町12-18、木村武博社長)は1961年に設立。翌62年に小津事業所(八王子市小津町1)を開設し、以来、各種砕石製品および砕砂の生産・販売を手がける。岩質は砂岩。年間生産量は27万トン。内訳は砕石2005が60%、砕砂が30%、その他10%。「バブルのころまでは土工事でズリやゼロ物の出荷もあったが、95年ごろから急激に減少した。現在のエンドユーザーはほとんどが生コン工場となっている」(木村社長)。

  【ほとんどが生コン用】
  同事業所の現在のプラントは、旧事業区域に圏央道が建設されることに伴って97年に移設された。もともと、コンクリート二次製品向けに設計されたプラントは、ユーザーが望む砂のシルト分含有量3%未満という規格を満たすため、水洗い設備の能力が高く設計されており、洗いが良いという特徴を持つ。
  また、限られた建設用地のなかに立体的に建設されたプラントについて、島立孝取締役所長は「確かに平面の方が改造は簡単だが、今の時代のように製品に対する品質要求が高まるなかではそう簡単に改造はできないだろうし、一つの固定したプラントで作る方が、品質は安定し管理もしやすい。また、立体化して自然落差を利用する形になっており、通常、当工場くらいだとベルトコンベアは60本くらいあるところを、32本とかなりコンパクトにまとまっている」と品質面や管理面でのメリットを強調する。
  「将来的に切羽が下がってきて広くなれば、ストックヤードなどを広く取れるので、プラントの改造も容易になる。現状では難しいので、極力大量在庫を置かないよう、生産出荷を心がけている。現在のプラント自体は生産量を確保できるので在庫を少なくしても充分対応できる」(木村社長)

  【環境対策に注力】
  同事業所は八王子地区では最も市街地に近接していることもあり、環境対策には特に力を入れている。洗車ピット設置に加え、道路清掃車を常時走らせるなど、「近隣に住宅が非常に増えてきているため、特に道路には気を付けている」(木村社長)という。
  また、粉塵対策のためにプラントは全て建屋で覆い、集塵機で集めた粉塵は全て水洗処理している。これにより、「従業員は粉塵処理から開放され、塵肺の心配がなくなった」(島立所長)。

  【安全功労表彰を受賞】
  昨年5月、日本砕石協会関東地方本部から03年度安全管理功労表彰・優良事業所として表彰されている。砕石業の安全管理について木村社長は「砕石業は発破、プラント、土工事があり、土木工事の3倍は危険だ。逆説的だが、従業員には砕石場は危ない現場だということを自覚してくださいと言っている。もともと安全ではないのだから、各自が危険だということを認識していないと事故につながると思う」と話す。また、「従業員全員が直轄で、会社の責任にならない下請を使用していないことも、無事故を継続できている一因ではないか」(島立所長)という。

出典:アグリゲイト 2004年4月8日

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