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SAISEKIコラム 品質管理

砕石業界の品質管理 今後の砕石業界のあるべき姿
砕石工場の新たな役割

3・砕石工場に考えられる新たな役割
  砕石工場は原石の確保をする上で広大な事業用地を確保している。狭くても20〜30ヘクタールから大では200ヘクタールを越える面積を確保している工場もある。当該地は原石の採取が終了するごとに広大な平坦地や大きな凹地が造成される。この土地の利用実績としては工場用地、宅地などがあるが、現在は産廃物であるコンクリートガラ、アスコンガラなどを受け入れて中間処理を行い、自らの製品である路盤材と混合してリサイクル事業を行うことや、建設残土の受け入れ処理などに利用している。
  当該地は砕石生産のための運搬路や公害防止設備、砕石生産設備が設けられているが、これらの設備を産廃処理に向けることやまた、アスコン、生コンプラントのセンター用地などとしての跡地利用と、将来にわたる安定的な骨材を供給する採石場所として、総合的な組み合わせが考えられる。
  また、都市圏からは今後大量に発生すると言われるコンクリートガラを、生コン用骨材としてリサイクルする研究が進められていると聞くが、都市圏周辺の砕石工場にはこのリサイクル処理に新しい役割があると思っている。当該工場は骨材を納品した帰り車で複荷としてガラを持ち帰り、砕石生産のための関連処理設備を活かして生コン用粗・細骨材として回収するべくリサイクル作業を行い、回収した粗・細骨材をバージン材と混合し出荷する。また回収後のリサイクルできないコンクリート廃棄物は、路盤材としてバージン材と混合することでリサイクルが可能である。またリサイクルできない廃棄物は採石跡地で処分を行うなど、コンクリートガラを効率的にリサイクルできる条件が砕石工場には整っていると思われる。
  今後の砕石工場のあるべき姿を整理すると、工業製品として安定した生コン用粗、細骨材の供給、砕石設備を生かした建設廃材のリサイクルや、処理などを含めた採石跡地の有効利用など砕石工場の特性を生かした新たな役割が考えられる。
(日本砕石協会関東地方本部品質問題委員会委員長 三橋春夫)

出典:コンクリート工業新聞 2005年1月27日

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