KOMATSU
経営・技術イノベーションコマツ・ソリューション鉱山採石テクノロジ業界情報インフォメーション耳寄りリンク集

HOME > 業界情報 > SAISEKIコラム
業界情報
SAISEKIコラム 品質管理

セメントジャーナル社による生コンの品質管理に関するアンケートの結果
建設会社の過半数が「満足」、不満足事項は「ばらつき」〜骨材、クラックの指摘も〜
生コンの品質管理

 セメントジャーナル社はこのほど、建設会社を対象に生コン品質管理監査に関するアンケート調査を、各都道府県品質管理監査会議の協力を得て実施した。そのなかで生コンの品質についての評価も調べた。それによると、生コンの品質に「満足している」が、「満足できない場合がある」、「全く満足していない」の合計をやや上回った。
  アンケート調査は無作為に選定した建設会社を対象に行い、261社(支社なども含む)から回答を得た。そのなかの224社が生コンの品質について回答した。そのうち「満足している」の回答は131社、「満足できない場合がある」が122社、「全く満足していない」が2社だった。
  「満足している」の理由は「強度が常に条件を満たしている」、「スランプ、エア、圧縮強度などにおいて常に管理値をクリアしている」、「現場試験、破壊試験で結果が出ている」、「発注者から求められる品質基準に適合している」、「検査結果は安定的に『良』である」など、要求品質を満たしているからとの回答が30社に上った。
  また「過去に問題がなかった」、「不具合を生じたことがない」、「品質に関するトラブルがない」、「クレームが発生していない」など、問題の発生がなかったからとの回答が24社だった。
  そのほか「標準、現場養生圧縮強度結果にばらつきが少ない」、「品質、強度が安定している」、「品質にばらつきがない」などばらつきが少ないとの回答、あるいは「品質に問題のない工場を選定している」、「取り引きをしている工場は監査に合格している工場だから」、「数社の生コンクリート工場の品質管理監査に立会い現状を見て安心した」、「技術的な対応が良い」、「今回の監査に立会い記録を見て品質管理がすばらしく良かった」、「弊社管理部門の職員が品質管理監査に参画している」、「生コン工場が行う品質管理は満足できるレベルに達していると思う」などの回答があった。
  「満足できない場合がある」、「全く満足していない」の回答は合わせて124社だったが、その理由は品質、特にスランプのばらつきが圧倒的に多く、類似のものを含めて回答の約4割を占めた。「スランプが一定でない」、「スランプの変動が朝一番、午後で差がある」、「スランプがひどく安定しないときがある」、「(品質管理監査に)合格した工場の中にも現実品質のばらつきが多い」、「各プラントが色々な砕石業者から骨材を購入しており、骨材そのものの品質にばらつきがあり、すべて満足とはいえない」などである。
  そのほか「骨材の強度管理が配合報告書と合っているのか不明瞭」、「昔に比べ骨材の強度が小さくなっているように思われる」、「細骨材の品質の問題があると判断できるものがある」、「各工場とも骨材がばらばらで品質が一定でない」、「木屑が混入している場合が多くある」、「特に骨材の種類により品質のばらつきが認められる」、「細骨材の配合の悪いときがある」など骨材の問題もあげられた。
  また「クラックが入る」、「近年のコンクリートはクラックが発生しやすくなっているように感じる」、「打設後のクラック防止対策が現状製品管理(製造)でとられていないのでは」、「近年ひび割れを招く事態がみられる」、「クラック発生原因がよくつかめない(コンクリートの関わりがどの程度か)」などクラックを指摘する回答も寄せられた。
  あるいは「硬化後の美観仕上がり」、「型枠脱型後コンクリートの仕上がりが悪い」、「降雨時の運搬方法。ホッパーにシートなどこちらで指示しないとやらない」、「生コン数量が合致しない場合がある」などの回答があった。

出典:コンクリート工業新聞 2005年11月24日

このページのトップへ

採石コラム記事一覧業界情報インデックス

Copyright (C) 2006 Komatsu Ltd. All rights reserved. ご利用上の注意 | お問い合わせ | サイトマップ
HOME