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砂岩系砕石の乾燥収縮に粘土鉱物が影響/セメント協会第66回技術大会

セメント協会は5月29〜31日、東京・豊島区西池袋のホテルメトロポリタンで「第66回セメント技術大会」を開催、骨材に関係する論文発表も多数行われた。
このうち、「石灰石微粉末の置換率が異なるモルタル供試体の乾燥収縮および強度発現に関する研究」は、砕石・砕砂の生産に伴って発生する微粉末の有効活用を目的に、細骨材に微粉を置換し使用することを研究したもので、今回その成果が発表された。それによると、石灰石微粉末を細骨材の代わりに置換した場合、▽フレッシュ時の流動性は置換率が10%なら改善▽乾燥収縮は微粉末を添加することで収縮量が低減▽圧縮強度は置換率を増やすことで初期の強度発現が増加することなどがわかったとした。
また、「砂岩系骨材の品質評価に関する基礎研究」は、垂井高架橋などにおける構造物のひび割れが発生したに伴い、乾燥収縮における骨材の影響が大きいとされている現状を受け、骨材中の成分(鉱物組成)が乾燥収縮に与える影響に関する基礎的な実験成果をまとめた。今回は砂岩系骨材を対象として調査(全国から五試料を収集)した。その結果、異方性のばらつきを考慮する必要があるが、粘土鉱物量が多いほど乾燥収縮が大きくなるとしたほか、石英の含有量が多いほど線膨張係数が大きくなるとの研究成果を公表した。また、今後は骨材中の鉱物の定量化手法の精度の検証や、粘土鉱物の種類による乾燥収縮への影響、他の岩種などの研究を進めていくとした。

出典:日本砕石新聞 2012年6月15日

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