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首都圏の骨材調査(2) 細骨材編

首都圏の細骨材
 首都圏の生コンが使用する細骨材のうち、59%が天然砂だった。砕砂は28%に留まった。石灰石砕砂は10%、輸入砂は1%だった。産地別では、千葉が95件で全体の37%を占めた。次いで栃木が45件、茨城が39件、東京23件、埼玉が18件だった。

東京 大半が天然砂

 都区部(対象22工場)の細骨材は、天然砂が21工場で使用されている。砕砂は10工場、石灰石砕砂は7工場だった。石灰石砕砂を一本砂として使用しているところもあったが、天然砂に3割から7割程度使用している工場が多いようだ。産地は千葉が50%を占め、栃木が28%。このほか茨城、東京、高知、北海道、埼玉産が使用されている。
  三多摩地区と離島(対象20工場)の細骨材は、天然砂を使用している工場が19工場あった。砕砂と石灰石砕砂を併せると、15工場となり、ほとんどの工場が砂を混合使用している。天然砂の混合比率は、30%程度が多い。産地では千葉と東京が同数で37.5%を占める。このほか埼玉、福島、山梨、神奈川県産が使用されている。離島では、福島産が使用されている。

神奈川 千葉砂64%

 神奈川、湘南生コン協組エリア内(対象39工場)の細骨材は、天然砂が36工場で使用されている。砕砂が9工場、石灰石砕砂が4工場、1工場では輸入砂も使用されていた。骨材の産地は千葉が64%を占める。神奈川が9%、東京、埼玉が7%だった。このほかは北海道、山梨、大分、中国産だった。混合使用している工場では、ほとんどが天然砂を50%以上使用しているが、砕砂や石灰石砕砂を8割程度使用している工場もあった。
  郡部(対象11工場)では天然砂が全工場で使用されている。砕砂を使用している工場が3工場だった。砕砂や石灰石砕砂に3〜7割を混合して使用している。産地は千葉と神奈川が45%ずつ、東京が10%だった。

千葉 都市で100%天然砂

 千葉中央、千葉西部生コン協組エリア内(対象15工場)の細骨材は、全工場が天然砂のみを使用し、混合使用している工場は1工場だった。混合比率は石灰石砕砂が3割で残りは、天然砂だった。産地は千葉が73%、茨城が20%、栃木が6%だった。
  千葉中央、千葉西部生コン協組エリア外(対象23工場)では、天然砂が65%を占めた。砕砂が16%、砕砂と輸入砂が9%だった。天然砂に2〜6割程度混合している。産地別では、茨城が45%、千葉が32%、19%だった。

埼玉 砕砂がトップ

 埼玉県の埼玉中央生コン協組エリア内(対象26工場)の細骨材は、天然砂が25工場、砕砂が18工場、石灰石砕砂が8工場だった。産地は栃木が42%を占め、千葉が30%、茨城が20%、東京と埼玉で8%だった。混合比率は天然砂を30%程度にする配合が主流だった。
  埼玉県の埼玉中央生コン協組エリア外(対象12工場)の細骨材は、砕砂と天然砂が10工場、石灰石砕砂が2工場だった。産地は埼玉が33%で、栃木が27%、千葉が22%、茨城と東京で18%だった。

その他の産地は
・ 山梨(4工場)
・ 福島、北海道(3工場)
・ 高知、九州大分(2工場)
・ 大分(1工場)
と粗骨材に比べ少なかった。

出典:コンクリート工業新聞 2005年5月26日

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