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中国砂禁輸を延期 〜細骨材変更に猶予〜

 中華人民共和国の商務部、税関総署は4月24日、5月からの天然砂輸出禁止を延期した。実施時期は未定だが、近いうちに輸出禁止になるとみられる。禁輸執行の延期は同部のHPに日本時間の4月28日の夕方に掲載された。
 同部は3月13日に5月から全面的に天然砂の輸出禁止を行う予定で、同部のホームページに先月10日に掲載した。ただ、現地で川砂を採取する業者らがこの情報を知ったのが、ホームページの掲載日前後と急だったことから、現地採取業者らは各所に猶予期間などの陳情などを行っていた。同部は今回、禁輸の延期について「現地の採取業者が新たな経営資源を作る期間を設ける」としている。これにより、中国産の川砂を使用していた生コン工場では、細骨材変更の猶予期間ができたことで、出荷停止の事態は回避されそうだ。
 同部は砂の禁輸の執行時期は追って公布するとしている。ただ、これまでの経緯によると、ホームページの掲載日が事実上の公表日となっており、これが執行時期の直前だった。これを勘案すると、生コン工場は、輸入川砂に頼らない体制をとっておく必要がある。一方、輸入川砂の使用比率が高い関西では、すでに輸入川砂以外の細骨材も値上げ気運にある。生コン工場では、できるだけ早期に代替材を「長期的な安定供給と低価格を見通す」必要がある。
 代替砂は安定調達が最優先となるため、国内の砕砂、石灰石砕砂、スラグ砂、山砂、海砂が検討される。特に砕砂と石灰石砕砂はこの猶予期間を活かして、設備の増強など増産体制の整備などが迫られており、設備投資ができるような価格での販売が求められる。

出典:コンクリート工業新聞 2006年5月11日

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