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SAISEKIコラム 砂

財務省貿易統計〜輸入砂06年度上期/前年同期比31%減
川砂輸出禁止発表が影響か〜中国品離れが加速

  財務省貿易統計によると06年度上期(4〜9月)の砂(硅砂除く)の輸入量は131万3千トンで、前年同期と比べ31.4%減少した。うち中国からは123万3千トン(前年同期比32.0%減)、台湾は8万トン(同20.0%減)だった。
 月別にみると、4月30万1千トン(前年同月比3.2%減)、5月35万9千トン(同1.4%減)、6月18万トン(同34.5%減)、7月13万7千トン(同53.2%減)、8月16万8千トン(同47.8%減)、9月16万8千トン(同51.7%減)と、6月から激減し、7月以降は前年の半分程度の水準で推移している。
 砂の輸入が激減した原因としては、4月に中国政府が川砂輸出の禁止措置を発表したことによる影響が大きい。現在、その執行は凍結されているが、需要家である生コン業者がカントリーリスクを嫌い、中国砂離れが一気に進んできているようだ。4月から愛媛県が海砂採取を全面禁止したことで、輸入品の潜在需要は増加しているとみられる。しかし、輸入数量の減少には九州産海砂との競合も影響している。
 また、輸入額は18億6,700万円(同22.1%減)で、トンあたりの単純平均価格は1,422円(同13.5%上昇)。値上がりしたのは資源税等で輸出元が値上げしFOB価格が上昇したため。フレート高騰の影響も大きい。
 税関別にみると、大阪44万2千トン(前年同期比32.2%減)、和歌山20万5千トン(同44.9%減)と大阪湾岸では3〜4割減となっている。
 一方、細目の千葉県産砂とブレンドしている東京湾岸でも、川崎20万4千トン(同29.7%減)、横浜3万6千トン(同14.3%減)、千葉2万7千トン(同64.0%減)と軒並み2ケタ減だ。
 東海地区は衣浦3万4千トン(同54.5%増)、三河2万1千トン(同57.1%減)。沖縄は石垣5万2千トン(同85.7%増)、沖縄支署4万3千トン(同20.4%減)、平良1万1千トン(同52.2%減)。
 このほか、鹿島2万9千トン(同93.3%増)、直江津2万7千トン(同68.8%増)、博多2万4千トン(同14.3%増)、舞鶴2万1千トン(同38.2%減)などとなっており、一部港湾では増加しているケースもある。
 一方、台湾から輸入しているのは八重山諸島のみで、平良6万3千トン(同17.1%減)、石垣1万8千トン(同25.0%減)など。

出典:アグリゲイト 2006年11月27日

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