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砕砂普及で生コンと懇談〜九州地本M&M研「両業界の協力が不可欠」

  (社)日本砕石協会九州地方本部(矢野久也本部長)の若手経営者などで組織する「マーケット&マネジメント研究会」(M&M研、大坪隆治会長)は1月29日、福岡市中央区のホテルニューオータニ博多で福岡県生コンクリート工業組合青年部(本田智部長)との第2回合同研修会を開催し、砕砂に関する意見交換を行った。
  冒頭、大坪会長は「今日のテーマである砕砂の普及は、砕石業界が取り組まなければならない課題であるが、これには生コン業界の協力が不可欠」と述べ、生コン側と連携を図りながら砕砂の普及活動を進めていきたいとの考えを示した。
  一方、本田部長は「海砂の採取が難しくなれば、当然、砕砂の重要性は高まる。ユーザーに良質な生コンを提供していくためにも、今後、生コンと砕石業界が活発な意見交換を行っていくことが必要だ」と述べた。
  研修会では、▽製造者の異なる砕砂のコンクリート試験結果(福岡生コン青年部・柏木武春氏)▽砕砂に関するアンケート集計結果(M&M研生コン砕砂部会長・松本卓志氏)-の2つの調査報告が行われた。
  M&M研の松本氏は昨年、九州地区の48の砕石工場に対して実施した砕砂に関するアンケート結果(第859号既報)を報告し、生コン青年部の柏木氏は異なる工場で製造された3種類の砕砂(石灰石砕砂・乾式砕砂・湿式砕砂)を用いた生コンの試験練り結果を説明した。
  講演の中で、柏木氏は「3種類のうち、石灰石砕砂を使用して製造した生コンは良い結果が得られたが、乾式・湿式砕砂を使用したものは性状に一部問題が発生した。現状のままの砕砂では、コスト面や作業性で海砂や石灰石砕砂に見劣りする感が否めないが、改善を図れば十分使用できるものになると思う。生コンと砕石の両業界がよく話し合って、コスト・品質両面で満足できる砕砂を作っていく必要がある」との見解を示した。
  続いて、この2つの報告を踏まえた意見交換会が行われた。この中で、砕石側が求めていた砕砂の統一品質基準に対し、生コン側から「立地条件・岩質・配合などの条件から砕砂の基準を統一すること(全砕石工場一律の品質基準の作成)は困難。むしろ直接のユーザーや供給エリア内の生コン工場で聞き取り調査を行って地域基準のようなものを作る方が現実的だろう」との提案があった。
  また、砕石側からはより良い砕砂作りに向けた協力を生コン側に要請、生コン側もこれを快諾した。このほか、生コン側から砕石JISの認証取得を要望する意見が出され、砕石側として前向きに検討していくとの考えを示した。

10月24日に戦略セミナ
  生コン青年部との合同研修会に先立ち、M&M研は「第29回マーケット&マネジメント研究会」を開催した。第29回の研究会では、▽会社紹介((有)吉次砕石専務取締役・松浦秀尚氏)▽マグネシア系土壌硬化材について(宇部マテリアルズ(株)販売第2課・山本武史氏)-のプレゼンテーションのほか、HP部会・HC部会・陳情誓願部会・セミナ部会の4部会から活動報告が行われた。
  M&M研は、10月24日に福岡市内のホテルニューオータニ博多で砕砂をテーマとした「砕石戦略セミナ2」を開催する予定だ。

出典:日本砕石新聞 2008年1月30日

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