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SAISEKIコラム リサイクル

太平洋セメント/秩父太平洋セメントに新製造技術を導入
建設発生土を大量使用 埼玉県3工場を一体運営

 太平洋セメントは秩父太平洋セメント秩父工場にリサイクル資源使用量を拡大する新しいセメント製造技術を導入した。建設発生土の使用量をセメント1トン当たり30キログラム程度拡大するもので、従来のクリンカと一定の割合で混合し出荷する。秩父太平洋で同技術活用によるクリンカ製造を開始するとともに、これを受け入れる熊谷、埼玉両工場の体制も11月末までに整った。これら3工場を一体で運営することで、リサイクル資源使用量の拡充を図る。
  新技術導入のため、秩父太平洋では電気集塵機をバグフィルターに切り替え、あわせて1万トンサイロを新設。品質確認のためX線分析装置のオンラインシステムも整えた。熊谷、埼玉両工場には新技術で製造したクリンカを受け入れるタンクを設置。これらで20億円を超える投資となった。
  新製造技術は今年6月に発表したもので、天然原料に比べてアルミナ含有量が比較的高いリサイクル資源を大量に使用しても、アルミネートではなく水和活性のほとんどないゲーレナイトという鉱物を生成させるもの。通常のクリンカと一定の割合で混合することで、JISの品質基準をクリアする。
  セメント業界では廃棄物・副産物の使用量が増大する中、従来の技術では原料代替率を大幅に増加させるのは困難とされてきた。太平洋は新技術によって、3工場での代替率向上を実現する。
  太平洋グループの06年度リサイクル資源使用原単位は367キログラム/セメントトン。リサイクル資源が集まりやすく、生産能力はそれほど大きくない、これら3工場ともに400キログラムを超えており、新技術導入でさらに使用量を拡大できる。

出典:セメント新聞 2007年12月24日

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