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3地本に若手組織 〜見学会など精力的に活動〜

 砕石業界では10年ほど前から、若手後継者の会が各地で立ち上がっている。地方本部単位の組織は北海道の「砕石二世紀の会」、関東の「一岩会」、九州の「マーケット&マネジメント研究会(M&M研)」の3団体が組織されているほか、支部レベルでも数団体が存在する。なお、過去に若手後継者の会ができながら、消滅した支部もあるが、現在もいくつかの支部で精力的に活動している。ここでは、さきに触れた3団体のほか、岩手県支部の「岩手県砕石工業組合銀河の会」、茨城県支部の「さざれし会」、長野県支部の「長野さいせい会」の各若手組織を紹介する。

経営者としての感覚を磨く

 まず、各組織の目的だが、「砕石業に関する諸問題に対する施策の研究・研修等を行い、青年経営者としての資質を向上させ、企業ならびに業界の健全な発達を図る」(砕石二世紀の会)、「若手経営者および後継者が研修、情報交換、交流などを通じて、砕石業の健全な発展に寄与し、会員相互の親睦を図る」(さざれし会)など、若手が切磋琢磨して青年経営者としての感覚を磨き、業界の団結を図ることを目的としている。
 さらに各組織の規約には「(1)採石業に関する調査、研究および研修、視察を行う(2)採石業の振興・発展に寄与する事業を行う(3)自己研鑽と相互親睦を図る(4)採石業に関する情報の収集と発表」(銀河の会)、「(1)経営と技術の向上を図るための調査研究(2)業界近代化を図るための対外活動(3)資質向上を図るための研修活動」(長野さいせい会)などと明示されるように、研究・研修の場としての期待が大きいようだ。
 なお、M&M研はマーケティングとマネジメントに事業を特化している点がユニーク。規約には(1)会員相互の経営の安定化・近代化・合理化・省力化等の研究(2)新たな市場開発の手法・金融面での対応、対策の検討(3)新技術導入の検討・新規需要の可能性を模索(4)産学官と連携しての共同研究および新商品の開発(5)会員相互の健全な発展を図るとともに、業界の発展に資する――を事業目的としている。

他の若手組織との活発な交流

 各会とも平均年齢が若いこともあり、非常に精力的に活動している。また、他の若手組織を訪問して交流することもたびたび行われている。
 砕石二世紀の会は、幹事会を年に5回ほど開催するほか、研修会を年1回実施。07年は大阪府のコマツの工場、06年は茨城県の日立建機の工場を見学している。
 M&M研は隔月で研究会を開催するほか、昨年10月には砕石戦略セミナを福岡市内で開き、他地域の若手組織などからも多数訪問した。
 銀河の会は、年に2回行う研修会(うち1回は県内、1回は県外)が最大のイベント。このほか、チャリティーコンペを開催し、収益金を緑化基金に寄付している。
 長野さいせい会は、研修会を年1回開催している。
 さざれし会は、定例会を2カ月ごとに開催。建設フェスタへの出品など、他団体との交流も図っている。なお、茨城県の若手は一岩会にも加入しており、両会の活動に積極的に参加している。
 ほとんどの若手組織が日砕協の地方本部・支部の活動の一環として活動するのに対し、一岩会は協会活動から独立して活動しているのが特徴。年各1回の新年会、総会時に各都県持ち回りで見学会を実施しているが、担当となった都県の会員が見学先・宿泊施設の選定などの準備をする。このほか、世話人(各県2人ずつ)会議を必要に応じてその都度開催。さらに、現地研究会も行っており、韓国や香川県などへ視察・研修に出かけたこともある。
 なお、若手組織という性格上、団体によっては50〜55歳をもって定年としているところもある。ただ、定年後の扱いは、銀河の会や長野さいせい会がその時点で退会とするのに対し、砕石二世紀の会は賛助会員としての入会を認めている。一岩会は定年を設けているが、入会時に満たしていれば良く、定年を理由として退会とはならない。また、M&M研、さざれし会は定年がない。

各団体のプロフィール((1)設立年月(2)代表者(3)正会員数(4)定年)は以下の通り。
▽砕石二世紀の会
(1)95年10月(2)代表幹事:室野邦宏室野建設工業常務、副代表幹事3人(3)25人(4)55歳
▽一岩会
(1)02年(2)代表世話人:菊池和博丸山物産社長、副代表世話人2人(3)約40人(4)50歳
▽M&M研
(1)03年5月(2)会長:大坪隆治大坪砕石専務、副会長2人(3)35人(4)なし
▽銀河の会
(1)97年3月(2)会長:佐々木和久岩手中央砕石専務、副会長2人(3)16人(4)50歳
▽さざれし会
(1)00年1月(2)会長:菊池和博丸山物産社長、副会長2人(3)11人(4)なし
▽長野さいせい会
(1)95年12月(2)会長:小平祐市マルコ自動車社長、副会長3人(3)42人(4)55歳

出典:アグリゲイト 2007年6月25日

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