KOMATSU
経営・技術イノベーションコマツ・ソリューション鉱山採石テクノロジ業界情報インフォメーション耳寄りリンク集

HOME > 業界情報 > SAISEKIコラム
業界情報
SAISEKIコラム その他

明星セメント 田海鉱山/出鉱量1億トンを達成

明星セメントの田海鉱山は昭和33年に採掘を開始し、会社創立50周年を迎えた今年5月に累計出鉱量1億トンを達成した。同鉱山の石灰石はカルシウム純度が高く不純物も少ないことから、セメント原料やコンクリート用骨材のほか、国内外の鉄鋼会社で高く評価されている。
同鉱山は昨年度、自社セメント工場向け、敦賀セメント向けに210万トン、鉄鋼向けに61万トン、コンクリート用骨材が約20万トンを出荷した。鉄鋼向けのうち、約7割はPOSCO社やチャイナスチール社など海外鉄鋼メーカーに輸出している。今年度の鉄鋼向け販売量は、世界的な景気後退のため、前年実績を下回る見通しだが、同社は「(鉄鋼向けの出荷は)景気が回復すれば数量増が望める」(福岡工場長)と語っている。
同鉱山の鉱区は714ヘクタールと広大で、隣接鉱山との合算で、可採鉱量は約50億トンある。照井敬侯社長は「高品位で日本有数の石灰石鉱床がある。この資源をどのように開発していくかが我々に託されており、また責任も感じる」と語る。
採掘している権現切羽は昭和61年に開鉱したが、残壁が立坑近くまでせまってきているため、現在、第2立坑を開削している。今年12月中には掘削を完了し、来年度中に既存の破砕室へ第2立坑原石を輸送する大塊ベルトコンベヤを備えて、10年3月に稼動する予定だ。同鉱山の今後の展開について「取引先の要望によるが、将来的には鉄鋼向け生石灰の製造も考えたい。また、土質改良材の適性もあるので、販路拡大の余地がある」(福岡工場長)としている。
また、同鉱山は標高が高く、市街地からも残壁が見えるため、緑化を積極的に進めている。照井社長は「地域との協調関係がなければ、企業は存続できない。できる限り環境に配慮して、地域の皆さんの理解を得ながら開発を進めたい」としている。


昭和61年に開鉱した権現切羽

 

出典:コンクリート工業新聞 2008年12月11日

このページのトップへ

採石コラム記事一覧業界情報インデックス

Copyright (C) 2009 Komatsu Ltd. All rights reserved. ご利用上の注意 | お問い合わせ | サイトマップ
HOME