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SAISEKIコラム 統計

建設需要の動向
公共工事受注も2カ月連続増加

 国土交通省の建築着工統計によると、4月の住宅着工戸数は9万6740戸で前年同月比0.6%増加した。これにより先の04年度の総計は119万3,000戸で前年度比1.7%増だった。2年連続のプラス。
  利用関係別には、持ち家が36万7,000戸で1.6%減、貸家46万7,000戸で1.9%増、分譲住宅が34万9,000戸で4.6%増だった。この10年間で最高だった96年度(163万戸)と比べると、持ち家は58%、貸家は76%の水準だが、分譲は99%とほぼ同水準となっている。とくにマンションは20万7,000戸と前年度比2.5%増え、96年度より4%多い。
  全建築物の4月の着工床面積は1568万m2で前年同月比1.8%増加した。04年度の全建築物着工床面積は1億8277万m2で前年度比3.2%増だった。うち居住用は1億1208万m2で0.3%増、非居住用は7070万m2で9.2%増となり、いずれも2年連続のプラス。
  民間の非居住用は6311万m2で13.8%増加した。使途別には、事務所721万m2で9.6%増、店舗1136万m2で7.5%増、工場1323万m2で36.0%増、倉庫773万m2で8.8%増となっている。
  国土交通省の建設工事受注統計によると、ゼネコン大手50社の4月の国内工事受注高は7766億円で前年同月比11.8%増加した。民間工事が6566億円で11.9%増、公共工事が793億円で10.2%増と共に増加した。公共工事のプラスは2カ月連続。
  04年度の国内工事受注総額は12兆8812億円で前年度比7.8%増だった。03年度0.2%増に続くプラス。うち民間工事は9兆3481億円で11.3%増、公共工事は3兆111億円で0.9%減だった。公共工事は国の機関からの受注が3月の羽田空港再拡張事業の発注により10.5%増えたが、地方の機関からの受注は15.0%減少した。

建築物着工(床面積)の推移

出典:セメント新聞 2005年6月6日

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