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10年度は47〜51兆円、セメントは5300万トン前後 セメント新聞推計
建設経済研究所 建設投資予測

 建設経済研究所がこのほど発表した建設投資の中長期予測によると、 2010年度の総額 (1995年度価格による実質値) は46.6兆〜51.2兆円となる見通しだ。 さらに20年度は39.7兆〜51.1兆円と、 経済成長率のケースによって大きな幅を示した。 03年度の原単位を基にすると、 10年度のセメント需要は5040万〜5540万トンの範囲となる見通しで、 中間値は5300万トン。 また、 20年度は4300万〜5530万トンの範囲となり、 中間値は4900万トンだが、 GDP成長率が2%以上となれば5000万トン台を維持する見通しとなる。
  この予測は10年度までは、 経済成長率を年率1.5%と想定、 公共事業予算の削減がいつまで続くかによって四つのケースで見通しを示した。
  ケースAは公共投資が06年度から横ばいとなる場合で、 10年度の政府建設投資は18.5兆円と03年度比5兆円、 21%減少。 最悪のケースDは国の予算が10年度まで年率3%、 地方の予算が5%ずつ削減される場合で、 政府投資は15.3兆円と8.2兆円、 35%落ち込む。 これら両ケースの中間は公共投資削減が08年度までに終わる場合で、 政府投資は16.9兆円となる。
  また、 民間建設投資は設備投資の動向によって31.3兆〜32.7兆円と予測。 非住宅建築投資が堅調なことから、 ほぼ03年度 (31.7兆円) 並みの水準となる見通しだ。 うち住宅投資は、 着工戸数が109万戸 (03年度117万戸) と減少することから17.6兆〜17.7兆円と03年度比4%減少する。 非住宅投資は03年度13・3兆円から10年度は13.6兆〜15.0兆円と増加する見通しだ。
  次に20年度の建設投資の予測は、 11〜20年度のGDP成長率が(1)2.5%(2)2%(3)1.5%(4)1%の4ケースを想定。 政府建設投資はいずれのケースも10年度以降横ばいとし、 15.3兆〜18.5兆円の見通し。
  一方、 民間建設投資は、 (1)のケースでは32.6兆円と10年度並みの水準となるが、 (2)29.5兆円(3)27.1兆円(4)24.3兆円と、 GDP成長率によって大きな差が出る。 その中間値は28.5兆円で、 GDP成長率が1.5〜2.0%の間の場合に相当する。
  この建設投資予測からセメント需要を推計すると――。 03年度の建設投資 (実質) に対するセメント原単位は108.2トンだった。 この原単位を基にすると、 10年度のセメント需要は5040万〜5540万トンとなり、 その中間値は5300万トン。 ただ、 土木工事主体の政府投資が減少し、 民間建築投資のウエートが増すため、 原単位は低下する可能性が高い。 そうなれば5100万トン程度に落ちることになる。

出典:セメント新聞 2005年8月15日

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