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05年度石灰石生産量上位20鉱山で1億1628万トン
〜1位は日鉄、鳥形山/17鉱山が前年比プラス〜

 石灰石鉱業協会主催による「第65回石灰石鉱業大会」が5月30〜31日の2日間、東京・平河町の全共連ビルにおいて開催される。今大会では、同協会賞を受賞した講演4件、一般講演5件、研究奨励金成果報告2件のほか、国連大学の谷口正次ゼロエミッション・フォーラム理事が「資源生産性の高い経済社会に向けて―川上を知ろう―」と題して特別講演を行う。また、「海外資源開発の現在」と題した特別企画が行われ、第10次海外石灰石鉱業視察団報告などが行われる。ここでは、06年石灰石鉱業協会賞の概要を中心に、石灰石業界に関する話題を紹介する。

 石灰石鉱業協会はこのほど、05年度の石灰石生産量上位20鉱山をまとめた。05暦年では戸(戸鉱業社)に首位を奪われた鳥形山(日鉄鉱業)だったが、年度では引き続き1位を維持している=表参照。
 上位20鉱山の生産量合計は前年比430万5千トン(3.8%)増加し、1億1627万5千トン。5年ぶりに対前年で上回った。住宅着工や災害復旧工事、民間設備投資など建設需要の好調を受け、石灰石需要が堅調に推移したことによる。
 05年4月〜06年2月の国内出荷量累計は、災害復旧事業の増加や民間需要の堅調による設備投資増額などからセメント、コンクリート骨材向けが前年同期比でそれぞれ3.8%、4.0%増加した。鉄鋼向けも粗鋼生産量の好調から、3.0%増加した。ガラス・その他向けは04年並みとなったが、公共事業削減や建設廃材の再利用が進む道路向けは3.5%減少した。
 上位20鉱山のうち17鉱山が前年を上回り、下回ったのは3鉱山にとどまった。1位、2位は89年から順位が固定している。
 1位の鳥形山は、対前年比の増加率が20鉱山の中で武甲(8.8%増)に次ぐ2位の7.5%増となり、2位以下との差を広げている。
 2位の戸は、04年6月から操業した新鉱区の影響から、生産量が6.7%の大幅アップを達成している。
 3位の東谷は、04年度は1千万トンを切ったが、05年度は2年ぶりに1千万トンの大台に乗せた。セメントの好調に加えて、04年末から隣接する九州工場で年間80万トン規模の砕砂製造設備が稼働を開始したことなどが増産要因となっている。 

05年度石灰石生産量上位20鉱山
(単位:千t)
順位 鉱山名 会社名 05年度 04年度 前年度比 04年度
順位
増減
1 鳥形山 日鉄鉱業 13,013 12,106 907 107.5 1
2 戸高 戸高鉱業社 12,701 11,901 800 106.7 2
3 東谷 三菱マテリアル 10,068 9,911 157 101.6 3
4 願寺 太平洋セメント 8,649 8,222 427 105.2 5
5 伊佐 宇部興産 8,605 8,510 95 101.1 4
6 峩朗 太平洋セメント 8,440 8,178 262 103.2 6
7 秋芳 住友大阪セメント 7,894 7,800 94 101.2 7
8 八戸石灰 住金鉱業 5,223 5,182 41 100.8 8
9 藤原 イシザキ 4,711 4,750 ▲39 99.2 9
10 尻屋 日鉄鉱業 4,434 4,145 289 107.0 10
11 武甲 武甲鉱業 3,860 3,548 312 108.8 13
12 土佐山 太平洋セメント 3,833 3,576 257 107.2 12
13 津久見 津久見鉱業 3,752 3,786 ▲34 99.1 11
14 青海 電気化学工業 3,419 3,200 219 106.8 15
15 田海 明星セメント 3,363 3,312 51 101.5 14
16 大船渡 龍振鉱業 2,949 2,902 47 101.6 16
17 宇根 菱光石灰工業 2,907 2,580 327 112.7 20
18 叶山 秩父太平洋セメント 2,874 2,795 79 102.8 18
19 津久見 日鉄鉱業 2,819 2,888 ▲69 97.6 17
20 大分 大分鉱業 2,761 2,678 83 103.1 19
(注)本表は石灰石鉱業協会会員報告による。

出典:セメント新聞 2006年5月29日

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