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07年は1億5000万トン超〜東アジアのセメント需要
6カ国・地域、需給タイトつづく

 東アジア6カ国・地域の2006年のセメント需要は1億4870万トンで前年に比べ1.6%増加した。05年は韓国の落ち込みにより6年ぶりに減少していたが、同国の増転によりプラスとなった。07年も増加が続き1億5000万トンを超える見通しだ。6カ国のほかベトナム、シンガポールなどの需要も伸びており、これらを加えると1億9000万トンを超えて97年のピーク2億トンに近づく。加えて、米国、アフリカ、中東など向けの輸出が4000万トン水準となっており、生産能力が増えていないため、東アジアの需給はタイトな状況が続く。

 セメント協会が韓国、台湾、タイ、インドネシア、フィリピン、マレーシアの需給動向を調べ集計した。それによると6カ国計の内需は05年に4.6%減少していたが、06年は増転した。2年続けて大きく落ち込んでいた韓国が4830万トンと4.3%増加したのが大きい。
  このほかはほぼ横ばいで、タイ2660万トン(横ばい)、インドネシア3200万トン(1.6%増)、台湾1440万トン(2.7%減)、フィリピン1170万トン(0.9%増)、マレーシア1570万トン(0.6%増)だった。
  輸出計は4080万トンで5.2%増えた。ベトナム、シンガポールなど域内向け980万トンのほか、バングラディシュなど南アジアに750万トン、米国、中東、アフリカなどへ2200万トン供給している。輸出国別にはタイ1470万トン、インドネシア730万トン、台湾670万トン、韓国620万トンなどと多い。
  輸入計は840万トンで9.1%増、韓国が320万トン、マレーシア200万トンなど。
  07年の内需は1億5160万トンで2.0%増加する見通し。韓国は0.6%の微減となるが、タイ1.5%増、インドネシア4.7%増、台湾0.7%増、フィリピン3.4%増、マレーシア5.1%増と予想されている。輸出は3900万トンと4.4%減少するが高水準が続く見通し。輸入は710万トンで15.5%減少すると見られている。
  以上の6カ国・地域のほか、06年の内需(推定)はベトナム3300万トン、シンガポール340万トン、香港280万トン、ブルネイ30万トンがあり、これらを加えた10カ国・地域では1億8700万トン(2%増)にのぼる。ベトナム、シンガポールは07年も伸びると予想され、総計は1億9000万トンを超える見通しだ。
  このピークはアジア経済危機直前の97年2億トン。そこから99年1億4000万トン(3割減)まで落ちていたが、ピークの95%まで回復する。内需回復に加え、輸出が97年当時より3000万トン多い。一方で生産能力はベトナムを除いてほとんど増えていないため、需給はタイトな状況が続く見通しだ。

出典:セメント新聞 2007年年4月9日

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