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06年度石灰石生産量〜4鉱山が1000万トン超える

新津久見は3位、非セメント会社系が伸びる

   石灰石鉱業協会はこのほど、06年度の石灰石生産量上位20鉱山をまとめた。生産量1000万トン以上が05年度と比べて1鉱山増加し、4鉱山となった。
 06年度の首位は鳥形山(日鉄鉱業)。71年に出鉱開始し、73年度には早くも1000万トンを超え、その後、石油ショック後の不況時に1000万トンを割ったものの盛り返し、ピークの94年度には1490万トンを記録した。89年度以来、18年連続で1位を維持している。
 戸は、以前からの胡麻柄鉱区(旧戸津久見鉱山)に加えて、03年6月からは神野・八戸鉱区での採掘も始まったことにより、ここ数年間で生産量が大きく増加している。06年度も2位だが、首位・鳥形山との差は縮小した。
 3位は新津久見(大分太平洋鉱業)。願寺(太平洋セメント)と津久見(津久見鉱業)が昨年10月1日付で統合し、鉱山名が変わった。ここでは、新旧鉱山の生産量を合算した数値で計算している(願寺と津久見は4〜9月の6カ月間、新津久見は10〜3月の6カ月間の数値)。なお、隣接する日鉄鉱業の津久見でも昨年10月に、大分太平洋鉱業と同時に新津久見(19位にランクイン)へと改称している。

砕砂増産の東谷が2年連続1000万トン

 4位の東谷(三菱マテリアル)は2年連続で1000万トンを超えた。04年12月から80万トン規模で石灰石砕砂の製造を開始した東谷は、瀬戸内海の海砂採取全面禁止や中国政府の川砂輸出禁止措置発表などを受けて、生産量が大きく伸びている。西日本の砕砂需要増を背景に今後も砕砂製造能力を増強する方針であり、生産量は引き続き伸びていきそうだ。
 また、全体的にみて、日鉄鉱業、戸鉱業社、住金鉱業、大分鉱業などの非セメント会社系鉱山会社が05年度よりも生産を伸ばし、セメント会社系鉱山では多くの山がマイナスとなっている。これは、コンクリート骨材用の需要が前年度と比べて上回っているものの、逆にセメント用の需要が減少しているという、石灰石需給の変化に対比しているものと思われる。
 上位20鉱山の生産量合計は前年比257万8千トン(2.2%)増加し、1億1884万3千トン。上位20鉱山のうち9鉱山が前年を上回り、10鉱山が下回った(新津久見は除外)。

06年度石灰石鉱業協会会員の石灰石生産量上位20鉱山
順位 鉱山名 会社名 06年度 前年度比(%)
1 (1) 鳥形山 日鉄鉱業 13,332 102.5
2 (2) 戸鉱業社 13,252 104.3
3 - 新津久見 大分太平洋鉱業 12,721 102.6
(※) 6,589 -
(4) (願寺 ) (太平洋セメント) 4,083 -
(13) (津久見 ) (津久見鉱業) 2,048 -
4 (3) 東谷 三菱マテリアル 10,609 105.4
5 (5) 伊佐 宇部興産 8,232 95.7
6 (6) 峩朗 太平洋セメント 8,009 94.9
7 (7) 秋芳 住友大阪セメント 7,800 98.8
8 (8) 八戸石灰 住金鉱業 5,391 103.2
9 (9) 藤原 イシザキ 4,528 96.1
10 (10) 尻屋 日鉄鉱業 4,516 101.8
11 (11) 武甲 武甲鉱業 3,838 99.4
12 (12) 土佐山 太平洋セメント 3,819 99.6
13 (14) 青海 電気化学工業 3,423 100.1
14 (15) 田海 明星セメント 3,322 98.8
15 (17) 宇根 菱光石灰工業 3,110 107.0
16 (20) 大分 大分鉱業 3,004 108.8
17 (16) 大船渡 龍振鉱業 2,775 94.1
18 (18) 叶山 秩父太平洋セメント 2,716 94.5
19 (19) 新津久見 日鉄鉱業 2,353 83.5
20 (21) 安和 琉球セメント 2,093 103.7
(注)
1. 本表は石協会員報告による。
2. ※印の大分太平洋鉱業(株)新津久見鉱山は06年10月から太平洋セメント(株)願寺鉱山と津久見鉱業(株)津久見鉱山を統合して発足した。
3. カッコ内は05年度順位。単位千トン

出典:セメント新聞 2007年5月14日

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