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平成21年度砕石出荷13.6%減の1億7171万トン
経産省 /コンクリ用は1億トン割る

経済産業省がこのほどまとめた「砕石等統計四半期報」(対象事業所数=1137事業所)によると、平成21年度の「砕石」の出荷量は13.6%減の1億7171万1000トンとなり、13年連続で前年度の実績を下回るとともに、ピーク時の平成2年度(4億6404万9000トン)と比較してわずか37%に止まった。公共事業の削減政策の継続に加え、景気低迷に伴う民需の急減によって主力のコンクリート用が大幅に落ち込んだことが影響した。また生産量は12.4%減の1億7519万3000トンとなり、こちらも13年連続のマイナスとなった。砕石の生産・出荷量はともに3年連続で二桁の落ち込みを示したが、今年度に入って新設建築着工戸数が増加傾向にあるなどのプラス要因も出始めているため、一部で「需要の底が近いのでは」と期待する声もある。

砕石等統計四半期報によると、21年度の砕石の事業所(工場)数は前年度比64工場減の994工場となり、1000工場を割り込んだ。出荷金額は出荷量の減少に伴って13.7%減の1928億6900万円だった。トン当たりの平均単価は0.1%(2円)減の1123円となり、3年ぶりにマイナスに転じた。
出荷量を用途別にみると、「道路用」は9.2%減の5994万7000トンとなり、13年連続で前年実績を下回った。ただし、構成比は1.7ポイント上昇し34.9%となった。品種別では、▽単粒度砕石が4.2%減の2039万8000トン▽粒度調整砕石が2.0%減の891万7000トン▽クラッシャーランが15.1%減の2052万3000トン▽スクリーニングスが11.3%減の342万1000トン▽その他が12.3%減の668万6000トンと全用途で前年実績を下回った。政府の政策(新規道路工事の削減・再生材の利用促進など)により、道路用の出荷は非常に厳しい状況が続いている。
一方、近年主力となっている「コンクリート用」も景気低迷などの影響で生コン需要が落ち込んだため、16.3%減の9212万4000トンと急減、3年連続のマイナスとなるとともに、出荷量は1億トンの大台を割り込んだ。これに伴い、構成比は前年度に比べ1.7ポイント下降し53.7%となり、9年ぶりにマイナスに転じた。品種別の内訳は▽単粒度砕石(砕石)が16.4%減の6446万3000トン▽砕砂が15.9%減の2766万トンだった。
「その他用」は13.4%減の1964万1000トンと2000万トンを下回った。構成比は前年並みの11.4%。品種別の内訳は▽割栗石が8.5%減の361万1000トン▽その他が14.4%減の1603万トンだった。
このほか、出荷量を経済産業局別にみると、全九管内で前年実績を下回った。関東・中部・近畿の三大都市圏に加え、中国、九州の5管内では二桁を超える落ち込みを示した。いずれもコンクリート用の大幅な落ち込みが影響したが、中部・近畿の2管内ではコンクリート用が前年度比で25%以上の落ち込み、厳しい状況となった。

再生骨材も出荷量が減少 砕石の平均混入率は増加

一方、「再生骨材」は出荷量が6.5%減の1780万4000トン、生産量が9.2%減の1703万7000トンと減少した。出荷時のバージン砕石の平均混入率は44.5%と前年度に比べ1.6ポイント上昇した。
再生骨材の事業所数は12工場増の460工場と増えた。出荷金額は11.0%減の157億8300万円、トン当たりの平均単価は4.8%(45円)減の816円と減少に転じた。
出荷量を用途別にみると、▽道路用・その他が5.2%減の1772万8000トン▽コンクリート用が78.6%減の7万6000トンとなった。

出典:日本砕石新聞 2010年9月15日

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