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建築学会 高強度コンクリート指針作成 設計基準強度36〜120N
アル骨 無害の骨材を使用

 日本建築学会の高強度コンクリート研究小委員会(山崎庸行主査)は、1976年に刊行された「高強度鉄筋コンクリート造設計施工指針(案)・同解説」に代わる「高強度コンクリート施工指針(案)・同解説」を作成し、制定した。同指針案では高強度コンクリートの設計基準強度や高強度鉄筋の降伏点について改めて設定している。
  今回作成された指針は設計基準強度が36〜120N/mm2以下の高強度コンクリートおよび降伏点が490N/mm2以上の高強度鉄筋を用いる鉄筋コンクリート工事に適用する、と定めた。JISA5308では普通コンクリートの呼び強度の上限を45N/mm2と定めているが、今回はJASS5(建設工事標準仕様書・同解説鉄筋コンクリート工事)の設計基準強度36N/mm2超と定義しているので、これに整合させた。
  コンクリートの製造は原則としてレディーミクストコンクリート工場に発注する、と規定。また、出荷の条件として、1.JISA5308の高強度コンクリートの個別審査事項でJISを取得している工場 2.建築基準法37条の第2項に基づき国土交通大臣認定を取得している工場、のいずれかとした。工場選定ではJIS工場で、高強度コンクリートを製造する設備と品質を確保する技術力があり、距離の問題に対処できる工場でなければならない。品質面では高強度コンクリートはセメント量が多く、アルカリ総量が多くなるため、アルカリ骨材反応試験で無害の骨材を使用することを明記。骨材チェックも「生コン工場の試験成績書で確認する」など3通りを示している。
  指針は12章立てで構成され、コンクリート材料や調合、特殊な高強度コンクリートなどに触れている。コンクリート材料ではセメントや骨材、練混ぜ水、混和剤に関して最近の知見を取り入れている。36〜120N/mm2と広範囲にわたっているため、セメント一つを取っても使う材料が異なってくる。そのため、将来新材料が開発された際に新材料を使いやすいよう付録でセメントの品質基準案や混和剤の選定方法案で新たな試験方法を作っている。
  同指針案の説明会が2月14日から東京など全国8都市で開催される。

出典:コンクリート工業新聞 2005年2月10日

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