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溶融スラグ骨材 JIS化 〜事業者側のPR必要〜

 日本工業標準調査会・土木技術専門委員会が12日に開かれ、コンクリート用・道路用の溶融スラグ骨材のJIS化を承認、来月以降に制定される見通しとなった。
  現在、溶融スラグを製造する拠点は全国で約150あるといわれており供給体制は整っている。ただ、JISに沿うような品質を安定的に出荷できる拠点が少ないことや一拠点当たりの出荷が少ないこと、一般焼却灰から製造されるため化学物質の溶出量、含有量が問題となっていた。溶出量、含有量については05年3月に試験方法(JISK0058)が制定されている。
  現在、コンクリート用溶融スラグ骨材の規格としてTRA0016があるが、今回のJIS化で製造拠点の拡充が見込まれている。溶融スラグ骨材の普及では、二次製品を中心に使用されているが、生コン業界でも研究が進んでいる。
  コンクリート用溶融スラグ骨材のJIS取得は規格後、登録認証機関の準備も必要になりそうだ。再生骨材Hや再生骨材コンクリートLは製品認証の規格対象となっているが、同機関からの申請はない。同機関が旧JISから新JISへの切り替え対応で忙しいことや新しい規格の取得を希望する事業者数などを把握しきれていないためとみられる。同機関に認証メニューを増やしてもらう必要があり事業者側のPRが必要になりそう。
  経産省は溶融スラグ骨材JISも製品認証の対象にする考えだが、溶融スラグの規格を認証するには、溶出量や含有量など新たに検査体制を整備する必要があるとみられる。これらを勘案すると、溶融スラグ骨材が普及する際には、高強度コンクリートのように大臣認定が主流になる可能性がある。

出典:コンクリート工業新聞 2006年6月22日

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