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3月20日付で制定〜再生骨材MがJIS化 5年後の事業化目指す〜

 「再生骨材Mを用いたコンクリート」(JIS・A5022、以下M)が3月20日付でJIS化された。すでに▽天然骨材に準じ普通コンクリートに使用できる「再生骨材H」(JIS・A5021)▽用途は限定されるが簡易に製造できる「再生骨材Lを用いたコンクリート」(JIS・A5023)―がJIS化されており、Mの制定で再生骨材に関する規格が出揃った。
 Mの規格は経済産業省からの委託を受けた日本コンクリート工学協会(JCI)が作成したが、HとLの中間規格であるため、その必要性が最後まで議論された。最終的には「ゼネコン側からの要望でJIS化されることになった」という。用途は「乾燥収縮や凍結融解の影響を受けにくい部材」に限定されるが、呼び強度36N/平方ミリまでの構造体に使用可能できる。
 今後、場面は規格制定から普及推進へと移ることになるが、普及については「事業として成り立つのか」「需給バランスは」「製造工場が出てくるのか」など問題が山積している。このため、製造業者からは普及を円滑に進めるためにも行政の後押しを望む声が強い。しかし、発注はリサイクル材であっても「実績主義」であるため、直ぐに普及につながることはなさそうだ。
 JCIは「MのJIS化で再生骨材の使用の土台ができた。現在、(独)建築研究所などと共同研究を進めている。このような動きを通して、JISの見直し時期(5年後)までには事業化の目途がたつようにしたい」としており、腰を据えて普及に取り組んでいく考えだ。

再生骨材Mの規格

 物理的性質は、粗骨材が▽絶乾密度2.3グラム/立方センチ以上▽吸水率5.0%以下▽微粒分量1.5%以下、細骨材が▽同2.2グラム/立方センチ以上▽同7.0%以下▽同7.0%以下。粒度はJIS・A5005と同じで、粗粒率はユーザーと協議した値の±0.20%、塩化物量は0.04%以下。このほか、不純物(全六種類・上限値あり)の規定があり、総量は3%以下となっている。

出典:日本砕石新聞 2007年3月30日

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