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災害防止対策強化を/鉱災防 砕石支部会員に周知要請

鉱業労働災害防止協会(竝木徹会長)は8月5日、砕石支部会員宛てに「採石業における労働災害防止対策の強化について」を通知し、支部傘下の各事業所に対して労働災害防止対策の強化を周知するよう要請した。
今年の採石業における死亡災害者数(7月末現在・速報)は3件3人と前年に比べ減少しているが、災害の型別は▽重機からの「墜落・転落」が2件▽ベルトコンベヤへの「はさまれ・巻き込まれ」が1件であり、ともに採石業における典型的な労働災害が発生した。鉱災防では、従来から各種災害防止対策研修会などを通じてそれら典型的な労働災害防止対策の啓発に努めてきたが、いまだに典型災害が続いていることを受け、このほど各砕石支部会員に対し傘下の事業所への労災防止対策の一層の強化を周知するよう求めたもの。
要請書の中で、鉱災防は「切羽、場内作業道路の整備状況、プラントの設備機器のリスクアセスメントおよび対策の実施を行うとともに、危険予知活動による日常の安全活動に取り組み、死亡災害はもとより労働災害の発生ゼロに向けて注力してほしい」としている。
また、要請書とともに「災害の概要と予想される原因およびその対策」も添付。この中には、昨年1月から今年7月末までに発生した『墜落・転落』および『はさまれ・巻き込まれ』災害(計10件)の概要を記すとともに、その災害発生原因を分析し、再発防止対策(墜落・転落)について明記している。
その中で、墜落・転落災害の発生原因として(1)場内道路に転落防止の土堤が設置されていなかった。または高さが不十分か、強度が不足していた(2)不注意による運転操作の誤り(3)後進運転などで誘導者が必要と思われる場所でも運転手のみで作業にあたった(4)8件中件が50歳以上の従業員(高齢者)、の4項目をあげた。それに対する災害防止対策として(1)ダンプが路肩に寄りすぎても乗り越えられない高さと十分な幅・強度を有する土堤を築く(2)作業者にヒューマンエラーについて理解させる教育を行う。また日常のKY活動を活発に行い、危険に対する感受性を高めていく(3)作業手順書による教育を行い、作業方法・手順を遵守させる(4)高齢者を作業させるに当たっては、加齢による判断力の衰えなどについて注意喚起を行う、の4つの方法を示し、各事業所においてこれらの発生原因・対策を参考に類似災害の発生防止に取り組むよう要望した。

出典:日本砕石新聞 2010年8月15日

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