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河川景観の指針まとめる。一体的な取り組み可能に〜国土交通省

 国土交通省は「河川景観ガイドライン検討委員会」(委員長・中村良夫東京工業大学名誉教授)を開催し、「河川景観の形成と保全の考え方」としてとりまとめ、公表した。河川景観の形成と保全の考え方では、河川に関する調査、計画、設計、整備、維持管理、まちづくりとの連携など、あらゆる段階で総合的な取組みを図り、河川景観の形成と保全に関する視点、考える手順、整理すべき情報、活用すべき手法など総合的に取りまとめている。今後はこの考え方を参考に、全国の河川で上流から下流まで連続した河川景観の形成と保全の推進を図る。
 河川景観の形成と保全の考え方は8章立てで構成されている。同書のなかで護岸などの個々の施設の整備段階だけでなく、河川に関する調査、計画、設計、整備、維持管理、まちづくりとの連携などのあらゆる段階において、景観に配慮した取組みが必要との考えのもとに、それぞれの段階での視点、手順、整理すべき情報などを整理している。このほかにも、「河川景観を理解し、目標を定めるための調査・検討の手順」(2、3、6章)「地域と共に河川景観を作り上げていく仕組みづくり」(4、5章)「骨格のデザインと場のデザイン」(7、8章)を特徴としてあげた。
 2章「河川景観を考える」3章「河川景観の基礎知識」では、河川景観の基礎知識について整理。2章では河川景観の捉え方として色々な風景に対して点ではなく面で考えるとし、河川景観の特徴や河川景観デザインの心得などをまとめた。景観への配慮に欠ける河川例として「コンクリートで固めた画一的な直線河川」「まちに背を向けられた河川」「無機質で自然が乏しい河川」などをあげている。3章では河川の景観を作るものとして自然の営みと人々の営みがあるとし、河川景観を理解するための知見や捉え方の特徴などを取り上げている。写真を多用し、良好な河川景観への取組みや近年の河川景観の変化を紹介している。このなかには多自然型川づくりや護岸の景観設計も取り上げている。
 5章「景観保全の仕組みづくり」では水辺利用の促進や地域活動の支援、河川敷地の占用など維持管理、モニタリングなどの考え方を整理した。
 国交省では10月13日に発表した「多自然川づくり基本指針」を技術的な指針と位置付けるとともに「河川景観の形成と保全の考え方」を河川景観の指針とする。

「河川景観の形成と保全の考え方」の詳細は同省河川局HP(http://www.mlit.go.jp/river/kankyou/riverscape/index.html)に掲載されている。

出典:コンクリート工業新聞 2006年11月9日

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