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大規模な固定式プラント設備が不要に モービルクラッシャー工法が砕石を変える
茨城県・笠間砕石株式会社

採掘と共に広がる砕石現場。そこで巨大プラントを稼動させる時代は終わりを告げようとしている。自走式でフレキシブルに対応できるモービルクラッシャー工法が、現場を変えつつある。

作業人員の削減と省スペースを実現

 茨城県笠間市にある笠間砕石では、昨年6月にモービルクラッシャー工法を導入。おもにアスファルトや生コン向けに硬質砂岩を採掘している。
 採掘現場では、切羽のすぐそばまで42インチクラッシャーを搭載した「BR380JG」を移動させ、油圧ショベルで発破後の原石を投入。砕かれた石は、ベルトコンベアーで運ばれ、自走式スクリーン「BM683F」で選別され、出荷製品となる。つまり採掘現場が変わっても、自走のメリットを生かし、切羽のそばで製品製造が行える。
 従来の砕石工場では、採掘現場の入り口付近に砕石や選別を行うプラントを設置していた。しかし採掘現場は歳月とともに山の奥深くへと移っていく。そうなると採掘現場から石をプラントへ運ぶのに時間とコストがかかってしまう。しかもプラントの稼働にも多くの人員を要する。

「設置型のプラントは小規模なものでも最低1人、平均で3人の人員が必要でした。
しかしモービルクラッシャー工法では油圧ショベルのオペレーター1人で全行程を管理できるのです」 (笠間砕石 三浦祐一代表取締役社長、以下同)
 また、省スペースも大きなメリットだ。従来のプラントは採掘現場の外にかなりの面積を要し、砕石をストックする場所も必要だった。しかしモービルクラッシャー工法では採掘現場に置くだけで済む。砕石はその場に積み上げておけば、ダンプが乗り入れて直接顧客が運んでいく

生産の大幅な効率化で細かい注文にも対応

 笠間砕石は傘下に建設会社やレジャー会社を抱え、社員はグループ全体で約150人。三浦社長は週3〜4日を営業に費やすが、それ以外はサブ工場で自ら油圧ショベルを操作する。
「実は重機の操作を覚えたのは2年前、社長になってからです。もともとクルマが好きなので、いいストレス解消にもなっています。
  今回は、第2プラント老朽化のため、モービルクラッシャーを導入しましたが、これにより、人件費の削減・横待ち運搬費の低減以外にも予想外のメリットがありました」
  固定式のメインプラントは、スポットで必要とされるグリ石などのユーザーニーズに対応することが困難だった。しかしモービルクラッシャー工法では設備が簡単なため、スポット製品の対応が可能で、製品注文のとりこぼしがなくなった。
「弊社では2年ほど前から生産調整を行い、売れ筋のみを出荷するようにしています。そこでメイン工場の生産量を抑えめにして、モービルクラッシャーでたりない分を生産するという仕組みにしました。おかげでムダがなくなり、細かい注文にもフレキシブルに対応できるようになりました」
  三浦社長によると砕石の需要は10年前のピーク時に比べ、約6割に落ち込んでいるという。まさに作業の効率化が生き残りへのカギといえるのだ。

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