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コマツ・ソリューション
導入事例

Vol.4 省燃費運転のすすめ ダンプトラック編
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はじめに(この記事でご説明する「省燃費」とは)
他の建機と同様、ダンプトラックの場合でも燃料生産性を向上させるためには
(1)エンジン・パワーライン・車両重量など、機械自体の燃料に関する部分の改善を行うこと
(2)作業方法や運転方法を改善すること
の両方が必要ですが、ここではA「作業方法や運転方法の改善」について説明いたします。
惰力運転
ダンプトラックの場合、省燃費のポイントは「いかに車両の慣性を上手に利用するか」にあります。
ブレーキのかけ方に関して通常運転と惰力運転を比較すると、通常運転に比べて約38%減という大きな効果が出ています。

通常運転では、ブレーキの制動距離を見込んで、目標停止位置にあわせてブレーキをかけ始めます。ブレーキをかけるまではアクセルを踏んでおり、燃料を消費しています。
一方、惰力運転は、初速の惰力で走行できる距離を見込んで早めにアクセルを離し、目標位置まで惰力で走行します。アクセルを離して走行している距離が長いため、燃料消費量は少なくなります。
ただし降坂時には、積載量や勾配によって加速してしまう場合もありますので、安全な初速で惰力運転を始めるように注意する必要があります。
定速運転
ダンプトラックは、できるだけ一定速度を保ち加減速を行わないようにすると燃料消費を抑制できます。
右のグラフのように、300mという短い距離でもその差ははっきりと現れます。運転をする際には、なるべくアクセルを一定に保つように心がけましょう。
車速と燃費
同じ速度段で走行している場合、エンジン回転数の高い高速走行のほうが燃費は大きくなります。
積車走行100mという条件で車速30km/hと40km/hを比較すると16%の差が生まれます。車速が遅い分時間はかかりますが、積込・排土の待ち時間で帳消しになってしまう場合も多々あると思います。作業状況にもよりますが、条件が許すのであれば車速を抑えて走行されることをおすすめします。
パワーモードとエコノミーモード
コマツの46トン以上のダンプトラックは、エンジン出力をパワーとエコノミーに選択切替できる機能が装備されています。このモード切替も省燃費運転に役立ちます。
パワーモード(Pモード)はエンジンの最大出力を発揮し、作業量を最大化することを目的としたモードです。積登りなどの作業に適しています。
エコノミーモード(Nモード)はエンジン出力を最適に抑え、燃料消費の低減を目的としたモードです。シフトアップ・シフトダウンの回転数を最適に設定して、エンジン回転を抑える効果もあります。平坦地の走行など、燃費を重視した現場に適しています。
右のグラフのように、Nモードは登坂走行でもエンジン出力を最適地に絞っているため走行時間は若干増加しますが、燃費抑制の効果があり燃費重視の場合には有効です。現場の状況に合わせて上手にエコノミーモードを使ってください。
ここでご紹介しているのは省燃費運転の一例です。その他の運転テクニック、詳細な操作方法や効果測定数値については、コマツテクノセンタ「省燃費運転研修コース」でご案内しております。
次回は8月22日、テーマは「排ガス規制への対応」を予定しております。
 
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