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鉱山採石テクノロジ
ITシステム講座 Vol.1

紙図面のデジタル化
鉱山採石業務の「計画・設計」段階で、業務の基準になるのが現況平面図です。この図面が紙のままだと、その後のすべての作業が手作業になり、ITツールを使うことが難しくなります。今回は業務IT化の最初の一歩とも言える、紙図面をデジタル化する方法をご説明します。
紙図面からデジタルデータを作る

CADによる採掘計画・設計を行うためには、まず紙図面(例えば前回の認可申請で使用した現況平面図)をCADで扱えるようにデジタル化(電子化)する必要があります。
では、紙の図面をどうやってデジタル化すればよいのでしょう?ここではその一般的な手順をご説明します。

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紙図面(※1)をスキャナー(図1)で読み込み、ラスターデータ(図2)化します。
ラスターデータとはイメージデータのことで、例えばデジカメ写真(点データの集まり)と同様の形式です。

※1スキャンする図面は、できるだけマイラー原図を使ってください。(理由は一番最後の説明を参照)

手順2:ラスターイメージの歪み補正

地形図の座標軸情報にひずみを持ったままにしてしまうと、その後の設計に狂いが生じたり、隣接する図面が合わずに作業の手戻りが発生してしまいます。そのため、できるだけ図面のひずみがないように補正をする必要があります。

一般的CADソフトでは、スキャンニング時に発生する図面のひずみを補正する機能を備えています。ひずみ補正には、主に[枠補正]と[方眼線補正]があります。

<枠補正>
図3のように、基準となる枠を設定し、それに合わせてひずみを補正する方法です。

<枠補正>
多くの場合、地形図の図面には一定間隔で方眼線が書かれています。[方眼線補正]コマンドは、ラスター イメージ上の方眼線を、本来の座標の基準としての方眼線に詳細に合わせるという補正方法です。
方眼線には、方眼線、トンボ、分目盛の3種類がありますが、以下は方眼線の例で説明したものです。

手順3:ラスターイメージのCADデータ化

歪みを補正したラスターイメージの全域または一部の領域に対して、デジタル化(CADデータ化)することができます。

<ラスタ/ベクタ変換>
CADデータ化処理のことをラスタ/ベクタ変換と言います。結果はポリライン(CADで扱える連続線)になります。

<編集仕上げ処理>
図面編集機能により誤変換ラインの修正・削除や等高線の高さ付けをし、
土木製図基準記号表の中から地図記号、崖記号など選択して貼り付けて図面を仕上げます。

*アドバイス
紙図面からの読み込みのため、ベクターデータへの変換後の編集作業(文字、地図記号等の修正)に時間を要します。可能な限りきれいな図面(マイラー紙含む)を元図としてお使いいただくことをおすすめします。
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