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鉱山採石テクノロジ
ITシステム講座 Vol.10

マスタープラン作成(第4回)
コンピュータグラフィックスによる景観図作成/その1

前回まではCADを使った採掘計画・設計のポイントを紹介してきました。そこで今回からはマスタープランの仕上げとして、CAD図面データをもとに、コンピュータグラフィックスを使ってリアルな景観図を作成するおおよその手順をみていきます。

(1)3次元CADデータをコンピュータグラフィックスソフトに読み込みます。
iROCKはAutoCADがベースソフトですので、3次元CADデータはDWGというファイル形式になります。
データを読み込み、景観図を作成するコンピュータグラフィックス(CG)ソフトは、3DStudio-BIZ(または3DStudio-MAX)が一般的によく使われています。
(2)CGソフトを使って景観図を作成します。
景観図は次の図にあるような画面を操作して作成していきます。
この画面は4分割になっています。
・左上の画面は真上から切羽周辺を見ています。
・左下の画面は斜め上空から見ています。
・右上の画面は正面から見ています。
・右下の画面は左側から見ています。

(各画面で見る方向は自由に設定できます)
景観図を作成するには、大きく2つの処理があります。
(1) どの視点から見るかを決めます
図のように画面上にカメラを置いて、そのカメラを動かしながら視点を決めていきます。
例えばこの場合は、カメラ目線になっている左下の画面を見ながら、左上の画面でカメラの方向を決め、右上の画面のカメラを動かして目線の高さを調整します。
(2) 山林や切羽の表面の色や模様をつけます
この操作はテクスチャの貼り付けといいますが、山や岩肌のテクスチャを選び該当する場所に貼り付けていきます。
この画面では、山林部分が緑の色になっていますが、そこに山肌のテクスチャを貼るわけです。
そうして出来上がったものが次の景観図です。

現状の山の全景を上空から見る場合、航空写真や衛星写真がよく使われていますが、これから5年後にどのような景観になるかを見る場合は、CG景観図が最も便利です。

CG景観図の視点は自由に設定できますので、ある観光スポットから切羽がどのように見えるかとか、周辺の民家から見える切羽がどのように変化していくかなどもシミュレーションすることが可能です。

今後環境や景観への配慮が重要になってきていますので、等高線が読めない一般の人でも理解できる景観図がますます必要になってくることが予想されます。

さて、次回はこのようにして作成されるさまざまな景観図の例を紹介します。

編集協力:株式会社構造計画研究所
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