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鉱山採石テクノロジ
認可取得サポート コンサルタントが行く! Vol.5

採掘計画・設計のミニ知識(2) 造成計画・切羽設計

前回は「現況地形図の見方」について解説いたしましたが、今回はそれを踏まえて現況地形図上に切羽計画を立てていきたいと思います。
切羽計画は原石の採掘・確保に大きく影響します。計画の良し悪しによって砕石製品のコスト、生産効率が左右されますのでしっかりとした計画を立案しましょう!

造成計画・切羽設計のステップ

○計画立案・設計を進める前に準拠法である「採石法」「森林法」の理解が必要です。

○都道府県により別途規制がある場合も多くみられますので、地元官庁にも確認をしましょう。

○右のようなステップで計画を進めていきます。
特に重要である(1)(3)(4)について次に詳細を説明します。

残置森林の確保

○採掘を行う際には、環境保全を目的として一定の森林を残す必要があります。

○森林法で定められているのは事業境界から30mとなっています。
造成計画・切羽設計はこの内側で立案することになります。

採掘規格断面の確定

断面を検討する上で最も留意すべきことは、法面の傾斜や小段の高さに関する規制です。
下記は規制の例です。地元の規制を調べておくことが必要です。

○法面傾斜・小段の高さ 規制の例  
  平均傾斜(θ) 小段掘さく面の傾斜(α) 小段の高さ(h)




60°以下 75°以下 20m以下



35°以下 45°以下 5m以下
計画図(平面図)の作成

○残置森林および傾斜規制をクリアした上で、地形や搬出路、周辺環境などを考慮しながら、効率よく採掘のできる切羽位置を検討します。

○さて、ここで切羽設計の例題を出題します。
次に挙げる5つの条件をクリアしながら、下図のような地形の場合にどのような切羽設計が適切か考えてください。

[条件]
(1)残置森林は30mとする
(2)表土層は20mとする
(3)採掘規格は法律を準拠する
(4)本山では山の南西側を中心に安山岩が分布する
(5)最下段はFH=420とする

※地図上にマウスを重ねると答えがわかります。

計画図はうまくでき上がりましたか。これで造成計画・切羽設計は終了です。次回は緑化計画について解説します。
※次回は12月第2金曜日(9日)更新の予定です。
編集協力:株式会社協和コンサルタンツ
協和コンサルタンツは、コマツのパートナー企業です。
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